内藤哲也というレスラーのマイクに自分をオーバーラップさせる・・・これってプロレスの楽しみ方のひとつかも知れないって話

先日の4.29熊本大会。
メインイベントは内藤哲也VS鈴木みのるのIWGPインターコンチネンタル王座選手権。
今人気のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対鈴木軍のユニット全面抗争の最終決戦としての位置づけ。
試合は30分を過ぎた所で、内藤の繰り出したデスティーノでタイトル奪取。

渾身の平手打ちを喰らってからの鈴木みのるのガス欠感に違和感を感じたものの、その違和感を取り返してくれたのが、勝者内藤哲也の締めのマイクパフォーマンスでした。

「約2年5か月ぶりの熊本での新日本プロレスとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。我々の提供する最高のプロレスを皆様、堪能していただけましたか~」
そう切り出すと、「2年前、この熊本で大変なことが起こりました」と、2016年4月14日の熊本地震について、震災時には避難所になった会場で静かに語り始めた。

 「今もあの時の傷を持っている方々、たくさんいらっしゃると思いますが、だからこそ、俺は言いたい。変わらないこと、あきらめないことはもちろん大事。でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかなと思います」

「スターダスト・ジーニアス」として早くから期待を集めたが、右ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガなどもあり低迷した時期もありました。
G1クライマックスに優勝しても、当時の棚橋・中邑人気に押されてしまい、翌年のセミファイナル降格。

レッスルキングダム (プロレス興行) – Wikipedia

リングに上がる度にブーイングを浴びる苦難の時期を経て、15年のメキシコ遠征で自ら持ち帰ったユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で、ついに大ブレークを果たした自身のレスラー人生と照らし合わせるような言葉で、今だ震災の後遺症に苦しむ熊本の人たちを励ましました。

 そして、地元ファンの感動の拍手の中、「だから、我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはプロレスを通じて、一歩踏み出す勇気を皆様に与え続けていきたいなと思います。次回の熊本大会まで我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのさらに進化した戦いを熊本の皆様、待っていて下さい。つまり、次回の熊本大会まで、トランキーロ! あっせんなよ!」と、圧巻のマイクパフォーマンスを締めくくりました。

震災であれ、日常生活の苦難であれ、目の前で傷つきまくりな生活をおくる人が大多数でしょう。
悩みのない人なんていないはず。
プロレスを見て高ぶった精神に、この言葉が染み渡ります。
変わらないことも大事。でも変わろうとする覚悟、一歩踏み出す勇気も大事。
当たり前のことだけど、そのコトバが心を揺さぶってくるのです。

私生活で、会社でと色々大変な事もありますが、何も出来ない・八方塞がりだって諦めるよりも、一歩踏み出す勇気を持ってみようって今の自分に重ね合わせる一幕でした。
プロレスを見て、盛り上がって、自分を鼓舞する。
こういう楽しみ方もプロレスの一つです。
とりあえず夜勤明けの打ちひしがれた身。今夜は週刊プロレス見ながら気持ちよく酔いたいと思います。
その先に待っている明後日からの仕事まで・・・
トランキーロ! あっせんなよ!

内藤哲也、震災から2年の熊本で鈴木みのる下しインターコンチ王座奪取「一歩踏み出す勇気を与えていきたい」

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